威龍シリーズによる早めのED対策は生活習慣病予防につながる

EDの原因とシグナル

早い人では30歳手前から不安に感じ始める人が少なくないED(勃起障害)。

実際、EDの原因は「30代まではストレスや食生活などですが、40代からは生活習慣病などから起因する動脈硬化です」と教えてくれたのは、大学病院泌尿器科教授の医師だ。

では、具体的にどういったED対策をすればいいのだろうか?

医師は「早めの対策がEDだけでなく生活習慣病の予防にもなります」と言う。

「そもそもメカニズムから考えると、勃起は陰茎動脈が約1.8倍に拡張することで起きるのですが、加齢や高コレステロールなどで全身の血流が落ちると、全身の動脈のなかでも一番細い陰茎は、真っ先に影響を受け始めます。ちなみに30代で陰茎に起きている異変に気づくことで、全身の血流の衰えを知り、将来的に生活習慣病から心筋梗塞など重大な事態の予防にもなるのです」

陰茎は性交渉だけでなく、体の異変を感じ取るための大事なシグナルでもあるのだ。

「マスタベーションでは問題なく勃起するという人も注意が必要です。

注目してほしいのは、朝立ち時の硬さです。

血流が入って動脈が広がるというメカニズムが作動するかどうかを確認できます。

性交渉では相手との関係性などが影響しますが、朝立ちはそういったことを何も意識しない勃起なので、より現状が把握できます」

なお、若いときは毎日朝立ちしていたという人が、年齢を重ねることで回数が減ってしまうのはしかたがないし、また疲れているときや飲酒した翌朝などは朝立ちしないのは当然なので心配いらないそうだ。

大事なのは朝立ちしたときの硬さだ。

「朝立ちの硬さに不安を感じたら、知らず知らずのうちに生活習慣病になっている可能性があります。まずは血液検査やEDの診察を受けてみてください」

ちなみに、朝立ちに不安を感じたからといって、安易にEDだと決めつけ、ネットで治療薬を買うのはリスクを伴うそうだ。

「相談にきた患者さんが、ED治療薬を持ってきて『薬が効かなかったんですけど』と相談してくることがあります。ネットで購入したものだというのですが、偽造品のため正しい効果が得られていません。市販品とは全く違う成分が入っているもの、少量だけ成分が入っているもの、一切成分が入っていないものなど、偽造品にもいろいろありますが、なかには血糖降下剤など、正常の人が服用すると意識消失する場合がある成分が入っているものもあるので注意が必要です」

ED治療薬といえば、「シアリス」や「バイアグラ」「レビトラ」など、さまざまな薬が販売されているが、偽造品にはくれぐれも注意したい。

しかし低血圧・高血圧・腎臓病・肝臓病・脳梗塞・脳出血・胃十二指腸潰瘍・等と診断されたことのある方はED治療薬であるバイアグラ・シアリス・レビトラ等は使用服用が禁止されています。 

 

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