漢方精力剤に使用される漢方生薬

現在、個人輸入も含め購入が可能な漢方主成分の精力剤はたくさんあります。しかも精力剤と言っても効能等の特徴は様々です。威龍エージェンシーで取り扱っている超威龍・威龍・新皇帝超威龍等の精力剤も漢方が主成分となっております。ここでは一般的に漢方精力剤によく用いられる漢方生薬をご紹介させていただきます。

◆冬虫夏草(とうちゅうかそう) CordycepsSinensis

冬虫夏草とは虫でも草でもありません。昆虫に寄生したキノコがその本体です。生きた昆虫に寄生し、タンパク質、脂肪や体液を栄養として菌糸体を成長させキノコ特有の子実体を伸張します。冬には虫の姿をしていたものが夏になると植物のような姿を現すことから「冬虫夏草」の名がつきました。この不思議な生物の「冬虫夏草」は現在種程発見されています。中国で漢方薬として用いられチベットなど の高地で採取されます。

超威龍にも成分として配合されております。

 


◆淫羊霍(いんようかく) E.Sagittatum(Sieb.EtZucc.)Maxim

メギ科の植物で、イカリソウとも呼ばれます。インポテンツや精液分泌促進の効果で漢方精力剤の主成分として知られています。この薬草を食べた山羊は1100回も交尾するという伝説が名前の由来で昔から 強壮作用が強いことで珍重されてきました。大脳を興奮させ刺激性を敏感にし末梢血管を拡張して血流を促す作用があるとされています。

 


◆巴戟天(はげきてん) Morinda officinalis

アカネ科のヤエヤマアオキに属します。滋養強壮、代謝促進、性腺機能の増強に効果があります。腎虚腰痛や陽萎インポテンツなどの治療に用いられる強精薬です。

巴戟天は清の時代の薬物書である『本草求真』に「腎を補う要薬であり、よく五労七傷を治し、陰を強め精を益するために、身体がよく潤う。しかし、気味は辛温であるので、よく風を去り、湿を除く。したがってあらゆる腰膝疼痛、脚気、水腫などの症にも服用していっそう有益である」と書かれています。

 


◆枸杞子(くこし) Lycium chinense

シナス科クコの果実で、クコともいいます。 古くから不老長寿の薬と知られ、性機能障害や視力の低下に対し用いられます。 強壮薬として、肝腎を滋補し、虚労、無力感、めまい、頭痛を抑え、血糖降下作用、抗脂肝作用があり、また利尿にも効果があるとされています。 クコを使って作るコンジー(お粥)は、性不能症、腰痛、めまい、耳鳴りを特徴とする腎の治療薬として昔から家庭で食されています。

 


◆擬黒多刺蟻(ぎこくたしあり)Polyhachisvicina

擬黒多刺蟻(ぎこくたしあり)とは中国の広西原産の蟻で中国政府の衛生部(日本でいう厚生労働省)が1500種類にのぼる蟻の中で唯一、食用・薬用に認可している貴重な蟻のこと。この擬黒多刺蟻は、全身が針のような毛で覆われ、寿命が長く極めて生命力が強いことで知られています。 擬黒多刺蟻の体内には19種におよぶ遊離アミノ酸とビタミン、滋養強壮に求められる亜鉛・セレンなどミネラル、コエンザイムなどの酵素を豊富を含有しており、中でもセックス増強に非常に高い効果があることで知られる「亜鉛」の含有量が一番高く、1000gの擬黒多刺蟻の粉の中には実に120198mgもの亜鉛が含まれています。

 


◆胡桃仁(ことうにん)JuglansSieboldeianaMaxim.

クルミ科オニグルミの種子で、いわゆるクルミのことです。 滋養強壮、鎮咳、利尿、便通促進などの作用があります。 クルミの良質な脂肪にはコレステロールを取り除くリノール酸が多いので、高血圧や動脈硬化、肥満、便秘などを予防します。また中医学では腎や肺を補う食材と考えられ、骨や脳の老化を予防する他、夜尿症や頻尿といった尿のトラブル慢性喘息など呼吸器疾患の改善にも効果が期待できるとされています。

 


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