「エストロゲン」
＜分泌器官＞
卵巣の顆粒膜細胞
外卵胞膜細胞
胎盤
副腎皮質
精巣間質細胞
＜一般的な働き＞
血管の拡張と血液の凝固、皮下脂肪を増大させる効果がある。
最近の研究では心筋梗塞などの心疾患を防ぐ働きが指摘されている。
＜男女間のはたらき＞
排卵を促すエストロゲンは女性の性欲を生み出し、男を誘う悪女的な性向をもたらす。
露出度の高い服で挑発するような行動をとらせる。
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エストロゲンは卵胞ホルモン、または女性ホルモンと呼ばれるステロイドホルモンである。
女性器の成長と乳腺の発達を助け、肌に潤いをもたせるコラーゲンの合成を促すなど、
女性らしい身体を作る役割がある。
月経の周期によって絶えずその分泌量は変動し、そのバランスが激しく気分が変わりやすい女性の
心のメカニズムに影響している。
エストロゲンは男性ホルモンのテストステロンを元に作られるため、微量ながら男性の身体でも分泌される。
女性の尿から排出されるため、下水処理水に含まれたエストロゲンが、身体に悪影響を及ぼす
環境ホルモン（内分泌撹乱物質）として問題になったこともある。
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